シロウトの発想

実を言うと、私は化学の専門家ではありません。そのくせ、会社の製品の殆どの処方(製造法)は私が作っているのです。

取引先の皆さんを不安にさせるつもりはありませんが、いわゆるシロウト、ナンチャッテバケガクヤなのです。

勿論、化学原料を扱いますから、基本知識を含めた最低限の勉強はしていますが、専門的に勉強したことなど一度もないのです。

大体、理系と言っても専攻は建築だったし、20才台は飲食業、30台はパチンコ屋をやっていたのですから、それまでの人生にバケガクのバの字も出てきません。

知らなければどうにもならなくなったら、その時点でにわか勉強を始めるのです。尻に火が点いてからのねじりハチマキスタイルなのですが、人間、追い詰められると何とかなるもので、この泥縄式で今迄何とかやってきたのです。

そんな私の強み(と言えば聞こえは良いが)がシロウト発想なのです。世間では無茶とも言うようですが・・・(笑)

よく判らなかったら、何でも試してしまえ!

なまじ化学の知識が無いものだから、知ってりゃやらないことまでやってしまう。

と、意外な(私にとっては当然?)結果が生まれたりするから何が幸いするか判らない。

冷静を装ってはいますが、当の本人が一番ビックリしているのです。

結果、新製品が生まれることもあるのですから、シロウトも悪くないのです。

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