私の大先輩が営業職に就いていたときの実際のお話です。その大先輩の名前を仮にAさんとしましょう。
仕事は車のセールスで、彼の受け持ち区域には大口の見込み客がありました。
そのお客様はライバル会社と数十年に渡る取引があり、先輩社員の誰にに聞いても「ダメダメ、あそこだけは絶対に無理」の一点張り。
しかし、その見込み客と取引出来れば、営業成績は一気にダントツ一位です。
Aさん、ダメモトで行ってみます。
「こんにちは~ ○○自動車のAです~♪」と元気に笑顔で入って行きます。
そして、受付の方に社長に取り次いで欲しい旨を伝えます。
と・・・社長室と思しき部屋から怒鳴り声が・・
「うちは□□自動車しか使わないんだ、どこのどいつだ、馬鹿じゃねーのか? 帰って貰え!」
予想した以上の反応です。
Aさん、名刺を受付の方に渡して一旦退散することにしました。
・・・つづく