次亜塩素酸水(強酸性電解水)

電解次亜塩素酸水

次亜塩素酸(HClO)も厚労省や医系の学者さんが奨めるウィルス対策の消毒剤の一つです。次亜塩素酸水と銘打って売られている製品には、次亜塩素酸ナトリウムや次亜塩素酸カリウムなどの塩素剤を基に作られたものと、塩水や希塩酸の電気分解で作られたものがあります。前者は大量かつ高濃度の製品に出来るメリットがありますが、どうしても不純物を多く含んでしまいますし、食品添加物である電解次亜塩素酸水とは成分も異なるため注意が必要です。

塩水の電気分解によって作る方法にも2種類あり、塩水をそのまま電気分解する方式と塩水槽と分解槽に隔壁を設る方式があります。塩水をそのまま電気分解する方式は構造が簡単で比較的大量に作れる反面、その構造から塩分を含んだ電解水になってしまい、保存性が殆どありません。

塩水槽と電解槽を分けた方式は、殆ど不純物を含まない電解水を得ることが出来ますが、大量に作る能力がある設備を私は知りません。弊社の電解装置は後者の設備で、大量生産向きではありませんが、ほぼ純粋な次亜塩素酸水溶液が作れます。

次亜塩素酸水も引き合いが多いのですが、製造装置のキャパの問題があり、なかなかご希望に沿えずにいたのですが、ちょっとした昔のご縁で、電解装置を数台借り出来ることになりました。それでも、日量1,000L~1,200L程度ですが、少しはお役に立てそうです。


<電解次亜塩素酸水(強酸性電解水)>
仕様:PH:2.7以下、有効塩素濃度:30ppm以上(製造時40ppm)原料:塩化ナトリウム(塩)、水、保証期間:製造時から180日 殺菌料(食品添加物)


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