第4言っているのは、エタノール製剤、電解次亜塩素酸水、二酸化塩素製剤に次ぐ弊社4番目の殺菌剤だからです。
過酢酸は、最強レベルの殺菌剤(高水準殺菌剤)として医療関係者には知られていますが、一般消費者には馴染みの薄いものだと思います。
近年、日本でもその安全性の高さや殺菌力、有機物による濃度低下が低い性質が評価され、食品加工工場等で利用が広まりつつあると聞いています。
殺菌(除菌)用の原料(物質)は数多くありますが、それぞれに特徴があり、用途によって向き不向きがあります。
例えば、オゾンは最強レベルの殺菌力がありますが毒性も最強レベルであり使用するには高度な技術が必要になります。
消毒用エタノールは比較的安全に使え、細菌、ウィルス(一部を除く)には有効ですが、芽胞菌には効果が期待できません。
二酸化塩素製剤は安全性や殺菌力に優れた優秀な殺菌剤ですが、有機物に触れると急速に濃度低下を起こします。この点が有利なこともありますが不利となる場合もあります。
上述のように、何にでも使える万能殺菌剤というものは無く、用途・目的によって最適なものを選別すべきです。
過酢酸製剤の応用範囲はかなり広いと思われ、今後の研究開発によって新たな製品を生み出すかもしれません。ご期待ください。