営業と言う名のおさんぽ~1

私は元来じーっと座っているのが苦手なのです。

父親の建築事務所の跡取り(私は長男です)となる予定だったのですが、机の前に座って図面を引くということが何とも苦痛に思えたために、「道をはずれて」滅茶苦茶な人生を歩み始めた私ですから、営業に出るという行為は実に楽しい行為です。

しかし、社長の重責を果たすためには時としてふらふらと出歩くことがままならない時期もあります。

私が出歩くためには、私が居ない間にも社内の業務が滞り無く行えるだけの人材の育成が必要だからです。

まだ若い頃はそれこそイケイケドンドンで、何かあってもそれは帰社してから対応することにして、まずは営業!!と飛び歩いたものです。しかし、何かあってからでは遅いですよね(笑)

当然です。会社が信用を得るためには長い年月と実績が必要ですが、失うのは一瞬だからです。

私が「おさんぽ」するためには、事後を任せられる人材が必要なのです。

T君は異業種からの転職ですが、男気があり、真っ直ぐで誠実な男前(私の好きなタイプ)社員です。

しかし、彼は異業種からの転職で当社はメーカーで現場(製造)もありますから覚える事柄は多い上に勉強しなければならない事柄も多岐に渡ります。しかも現場の従業員は全て女性なので(彼は女性が苦手なのです)、彼女たちとのコミュニケーションを取るにはそれなりの時間を必要としていました。

そして・・ やっと叶ったわけです(笑)

ぷらぷらと「おさんぽ」出来る日が!!

私があまりに長きに渡って顔を見せずに居たので私の顔を忘れてしまった取引先の皆様。

ごめんなさい! 遊びに行きます。

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