修行

一ヶ月前は暑さでやられていたのに、
気温が20度を下回り始めて凍え始めた入間工場宮寺です。

さて、今回は正規のBlog当番です。

人の成長って環境や触れてきた経験などによっても変化するとおもいます。
現在私は入間工場の製造統括という立場を頂き、人に指示をする立場におります。

製造現場での品質や製造工程の管理を経験していない人に
各工程の重要性を理解してもらわないと、形式だけ、なんとなく見ている
というレベルの検査をして、それはNGでしょ・・という品質のものをお客様に出してしまいかねません。

では、それをどうやって説明・理解してもらうのか。
これは一概にこうすればいいというのはないとおもいます。

先に書いた通り、人は育った環境が違うから(セロリ?)感じ方も人それぞれです。
・1から10説明すればわかってくれる人
・1だけ説明すれば勘がよく理解できる人
・例を挙げてその人の得意分野に置き換えて説明が必要な場合
etc・・・
上げればキリがありません。

要は相手がどういう理解をするかを知って説明しなくてはならないということです。
車の営業を私がしていた時代に上司から何度も言われた言葉
「伝わならければ言ってないのと一緒」
これに尽きます。

管理者は指示を伝え、そのとおりに仕事をしてもらわなければなりません。
ということは伝わらなければ仕事をしていないのと同義です。
指示だけではなく、後輩の育成も同様です。
どう伝えたら相手が育つのか、自分が伝えたことだけで満足して相手次第では
管理者として仕事を放棄していると思っています。

相手を知る。簡単なことではありません。
私は常に雑談を仕掛けるタイプです。意識してやっているわけではないのですが、
雑談の中で相手の思考パターンを掴み、試行錯誤し、
どのように伝えればこの人に伝わるか、伝わりやすいのかを考えます。
これも作業効率を上げるためにも必要な思考です。

報連相の話と併せて、部下・後輩を育成しつつ、作業効率・事故防止のために
どういう立ち居振る舞いをしていくか。それが私の日々の修行です。

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