啓発本続き

入間工場 宮寺です。
入間工場は最後内部的なひとつの工事を残し、外観等が完成致しました。
工場完成については僕のあとにBlogを書くメンバーに任せたいとおもいます。

さて、仕事をする上で僕の過去の上司から教わったことで
部下を持ったときに肝に銘じなくてはならないと言われたことがあります。

それは、「自分の出来ることはやらない」というものです。

何を言っているんだと思うかもしれません。
正直、私も最初言われたときはできることをしないで何をするんだ?と思いました。

意味はこうです。
自分ができることを他人に教え、他人に任せられるようになれば、自分の手が空くようになる。
そうすれば、自分は新しい次の難易度の仕事に手をつけることができる。
教えた他人が自分の仕事を全て覚えたら、自分のポジションはその人に任せればいい。
そうやって会社全体がレベルアップするんだ。

ということでした。

兎角、 他人を育てることをせず、 自分のできることだけをやって、自分が成果を上げていると勘違いし、誇る人が多くなりがちですが、それでは会社は成長できません。

上司になる人は手を空けて、新しいこと、難しいこと、そういったチャンスを手にする余裕をもつこと。そのために部下や同僚に自分の仕事を奪わせることが肝心であるということです。

なかなか自分の仕事を手放すのは勇気がいることです。
自分の居場所がなくなるのではないか、部下に追い越されるのではないか。など不安になると思います。
会社は見てくれているはずです。しっかり育てて仕事を手放せるよう、計画的にすすめていきたいと考えています。

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