バージョンアップ


入間工場 宮寺です。

バージョンアップ
そうきくとパソコン関連が思いつくひとがほとんどかもしれません。
確かにパソコン関連ではバージョンアップを行わないと
情報漏えいリスクや、悪意のあるツールからの攻撃に対する防御だったり、
使えるソフト、アプリケーションが減ってしまったりと
バージョンアップというのは重要で、しないといけないぐらいのものです。

人はどうでしょうか。
人は生きている限り、目や耳、五感でアップデートを繰り返しています。

じゃぁ大丈夫だ。

果たして本当にそうでしょうか?
自分にはいってきている情報が常に正しく、最新である保証はありません。
人間は兎角、自分に都合のいい、耳障りのいい情報に耳を傾けがちです。

私はバブル崩壊後に社会に出て、不景気のなか仕事をしてきました。
一度たりとも景気がよかった経験がありません。
しかし、バブル経験者の先輩方、上司にはバブル期を忘れられない方が多くいました。

労基法?関係ないよ、残業をガンガンやればお金になるし、会社も儲かる。
若干の質の悪さは問題ない。まずは数を揃えて形だけでも納品できれば儲かる。

そんな人達がいました。崩壊初期はそれでも良かった時代がありました。
現在はコンプライアンスという言葉も当たり前になり、
質が悪いものを出せばSNSで炎上してしまいます。

SNSで炎上した場合は企業の大小に拘わらず、ネット上にその情報が残り続けます。
たとえそれが何万分の1の不良だったとしてもなかなか許されません。

そうならぬよう日々働いてくれる作業員の皆さんの体調、特長を頭にいれつつ、
生産現場で、効率がよく、ミスが起こらない
作業工程、日程を組むのが私の生産管理という仕事です。
そのためには、選択できる選択肢を多く持ち、
数多ある組み合わせの中から最適解を常に求めていかなくてはなりません。
結果、効率の向上、負担の軽減など、良い方に向かったときが僕の達成感に繋がります。

この選択肢を増やすため、情報の取捨選択、適した情報を得る、
常に自分のバージョンアップをしていくということを忘れないようにしたいとおもいます。

カテゴリー: 仕事のこと, 製造部 パーマリンク

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